創価学会の池田大作(いけだだいさく)名誉会長が15日夜、東京都内で老衰のため死去した。95歳だった。創価学会によると、近親者のみで家族葬を行った。お別れの会を別途開催するという。
1928年、東京生まれ。47年、戸田城聖(じょうせい)氏(創価学会2代会長)の指導を受け、日蓮正宗(しょうしゅう)の信徒団体だった創価学会に入会。戸田氏の病死から2年後の60年に第3代会長に就いた。会長在任の約20年間で、教勢を飛躍的に伸ばした。
75年からは国際機構「創価学会インタナショナル」(SGI)の会長を務めた。79年に創価学会の会長を退き、名誉会長に就任。その後も教団運営に大きな影響力を持ちつづけた。
創価大学、民主音楽協会、東京富士美術館、東洋哲学研究所などを創立。著書には、小説「人間革命」、対談集「21世紀への対話」などがある。
創価学会によると、「国連平和賞」「ブラジル南十字国家勲章」など諸外国の政府や国際機関から多数の賞を受け、多くの大学から名誉博士号を受けた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル